2026.07.24
日頃より大変お世話になっております。
社会学部社会学科2年の岩口陽香と申します。
平素より同志社大学バレーボール部へ温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。
OB・OGの皆様をはじめ、多くの方々の支えに守られ、私たちは日々充実した環境で競技に打ち込むことができています。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。
私が大学で約1年間活動してきて1番大きく変わったのは、これまでよりもスパイカーの気持ちを深く考えるようになったことです。高校までの私は、チームとしてよりも個人として、セッターとして誰にも負けたくないという気持ちが強く、自分のプレーを高めることばかりに集中していました。しかし大学に入り、試合に出られない部員の葛藤やコートに立つ側が背負うプレッシャーに触れる中で、視点が少しずつ変わっていきました。また、高校時代から誰よりも信頼していて、目指すトスの形やこだわりを共有できる後輩が入部してくれたことも、セッターとしての自分を改めて見つめ直す大きなきっかけになりました。
その変化を強く意識するきっかけとなったのが、今年の春季リーグです。リーグの序盤では、苦しい場面でどうしてもエースだけに頼り切ってしまい、得点が決まらない焦りから、それを自分の実力不足だと感じ、スパイカーの表情や調子を察する余裕がなくなっていたように思います。そのとき高校からの同期で昨年度エースとしてチームを引っ張ってくれた、現在留学中の陶原に相談したところ、
「ひのかのトスはいつもスパイカーや相手の状況を考えた結果のものだから、自信持って」
と背中を押してもらいました。そのおかげで肩の力が抜けて初めて周りを見渡す余裕が生まれ、どのスパイカーも悩みながら必死に戦っているのだと改めて気付かされました。その姿を見て、自分の技術は自分が自由にプレーするためではなく、スパイカーを自由にするために使いたいと強く感じるようになりました。ただボールを託すのではなく、スパイカーに新しい発想を与えられるトスを上げることで選択肢を広げ、プレッシャーの中でもスパイカーが純粋にバレーボールを楽しめる状態をつくること。私のトスで、スパイカーが思い切って殻を破るきっかけを作ることこそが、コートに立つ私の責任であり、セッターというポジションの面白さだと感じています。
まだまだ未熟ではありますが、この経験で気づいたことを日々のプレーに活かしながら、支えてくださる皆様への感謝を忘れず、チームの目標である2部昇格に貢献できるよう精進してまいります。
今後とも、同志社大学バレーボール部への温かいご支援・ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。